マーケティング・ツールは業務効率-時間節約-結果分析に直接つながります。積極的に便利なウェブ・ツールは活用し、結果主義のマーケ文化を作りましょう。
マーケ活動の結果主義とは
- 各マーケ活動に指標となる数字を社内で共有します。
*ここでのマーケ活動とは: DM、展示会、セミナー、顧客訪問、テレマーケ、セールス電話、 電子メールDM、FAX、有料ネット広告、グーグルクリック広告、ブログ、ソーシャル、他の紹介サイトなど です。
具体的には次の4つのステップについて 各マーケ活動の数字です。
1)見込み顧客数 (企画時)
2)リード取得数
3)見積発行数
4)顧客になった数
また、各プロセスでの数字の違いも把握し比較します。
*実績数字がない場合は、始めは各ステップの数字感覚でもOK
- 次に、社内マーケ活動に対し数字で比較、会社に合ったマーケ活動とそのツールは残し、いらないものは捨ててゆきます。
1.ツールを揃える
デジタル・マーケツールは定期購読などお金のかかるモノも多く、新しく始めるネットマーケ活動に合わせて、トライアル使用(無料期間を利用)し、ツールに合わせて マーケチームの作業方法を変革できるものを購入します。
初期導入ツール:
社員や外部契約会社の書いたブログやSNS (もしくはウェブサイト)についてGoogleでサーチヒット数などについて数字でフィードバックできる仕組みを作ることからスタート。(通信簿を付ける)
自社モニター
- ROI測定ツール (ブログやSNSなどの購読数チェック、リンク数推移: Google Analytics)
- SEO測定ツール (グーグル検索数の推移)
- ウェブサイトのテストツール ( 会社のサイト評価用:Grader.com)
- 見込み客の解析ツール
競合他社をモニター
数字のフィードバックにはベンチマークが必要です。競合他社を決めて、その会社の数字と比較しベンチマークしましょう。
1)競合他社のウェブサイトを評価 ( 会社のサイト評価用:Grader.com、グーグル・ブランドアカウントで検索数評価)
2)インバウンドリンク数:MOZの競合分析ツール、
3)ソーシャルメディア(Facebook)ファン数の確認:MOZコンテンツ分析
4)トラフィック: Compete.comで比較
5)メンション数: sitealerts.comで比較 (Keywordも含めること)
6)サイトのモニター(競合サイトで監視したいものは サイトアラートで新しい変化情報を常に入手すること)
2. 使える無料グーグル検索オプション

グーグルクロームのブラウザー使用で、下記の便利なウェブ検索手法が無料で使えます。簡単に自社・他社のウェブサイト状況を確認したいときにとても便利です。
ウェブサイト・インデックス数を検索 :「site:(URL)」 ( 自社・競合他社のウェブがどのくらい閲覧されているか?) 例 site:tesla.com
指定キーワードが使われているタイトル数を検索:「allintitle:」 (キーワードがタイトルでどのくらい使われているか?) 例 allintitle: “electrical car”
類似サイトの検索:「related:(URL)」 (競合サイトはなるか?) 例 related: www.tesla.com
他にも下記は知っていると便利です (外部リンク)
サーチ結果に含めたくない単語が必要な場合は “-“を入れる : 例:internet marketing -advertising 、
特定サイト内だけの検索は最後に検索したい文字を入れる: 例 site:inboundmarketing.com みかん
* サイトで見たのかは覚えているが、どの記事だったか覚えていないときなど
フレーズ限定するときは”で限定したい単語を囲む ”internet marketing”、
ファイル限定で検索する場合は filetypeを使用: 例 ”インバウンド” filetype:pptx
*パワポPPTやPDFで検索文字の入ったものを探すときによく使います)
ちなみにグーグルのオプション検索は30くらいあるので、全部覚えるのは大変です。「こんな検索したいな!」と思いついたらこのリンクでその都度調べ試してみてください。